木もれび館
KOMOREBI CENTER
四季を彩る人と森とのための交流施設
森林交流館「木もれび館」は、遊学の森中核施設として、四季を通じた人と森との交流のためのインフォメーションや、自然や森を学習する機会の提供を目的に、山形県産木材を利用したモデル的な木造施設として平成15年に建築されました。
外観は、金山町街並み景観条例(昭和61年3月施行)に基づき妻屋根(黒色)しっくい白壁、杉板張の金山式住宅をイメージしています。
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森林体験ホール
収容人数40名(79.5㎡)
各種工作機械や道具が揃えられており、クラフト等の活動プログラムが体験できます。
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森林学習ホール
収容人数40名(79.5㎡)
森林・林業、自然環境等の学習のほか、各種研修、活動プログラムの実施等に利用できます。
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森林交流ホール
収容人数80名(98.7㎡)
平成14年に開催された「第53回全国植樹祭」の写真や記念品、森林・林業に関するパネルなどが展示されているほか、図書コーナーや来館者が自由に休憩できる場所となっています。
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炊事場
各種研修・体験の際、ご活用ください。
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ペレットストーブ
山形県内産のペレットストーブが設置されています。暖房出力は1台あたり9,500kcal/hで木造住宅では10〜20畳を暖房する能力があります。
第53回全国植樹祭 記念コーナーThe 53rd National Tree Planting Ceremony Memorial Section
全国植樹祭は、国土緑化運動の中心的行事として、1950(昭和25)年以来、毎年春に開催されています。
2002年(平成14年)6月に山形県としては42年ぶりとなる第53回全国植樹祭が遊学の森にて天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、開催されました。記念コーナーでは、その記念式典にて天皇皇后両陛下が御使用になられた鍬と枡、播かれたお手播き台を始め、貴重な資料、写真を展示してあります。
第38回全国育樹祭 記念コーナーThe 38th National Tree Nurture Ceremony Memorial Section
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全国育樹祭は、継続して森を守り育てることの大切さを普及啓発するため、1977(昭和52)年から、全国植樹祭を開催したことのある都道府県において、毎年秋に開催されています。全国植樹祭において天皇皇后両陛下がお手植えされた樹木についての皇族殿下によるお手入れが行われます。
山形県においては2014(平成26)年10月12日に遊学の森で皇太子殿下のご臨席のもと、開催されました。その際、御使用になられたお手入れ鍬、肥料容器も展示してあります。ぜひ全国植樹祭記念コーナーと併せてご覧ください。
施設概要OUTLINE
- 所在地〒999-5401 山形県最上郡金山町有屋字長野沢1761
- 電話番号0233-64-3305
- FAX番号0233-64-3306
- 開館期間1月4日〜12月28日
- 開館時間午前9時〜午後4時30分
- 休館日毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
- 規模建築面積 538.01㎡、延床面積 610.14㎡
材料等木材は、金山杉及び県有林産杉丸太を使用
木材使用量158㎥(スギ50年生、樹高20m径30cm、立木約220本に当たる) - 工法木造軸組工法(継ぎ手金具に㈱シェルターのKES構使用)
- その他車椅子が必要な方は、スタッフへお申し付け下さい。館内には、車椅子もございます。